ゴールゼロシェードとは??
ゴールゼロシェード製作
今回、私が製作したランタンシェードを使ったからといって使い勝手が良くなったり、バッテリーが長持ちするなどの利点は全くありませんが、見た目や雰囲気は良くなります。
そもそもランタンシェード(ランプシェードとも言います)とは、キャンプで使うランタン(特にLEDランタン)に被せて使用するもので、その名の通り傘のような形状をしています。 素材や形状は多種多様で、ランタンの明かりを集約したり、拡散したりすることができます。
ランタンの明かりを集約するために使うのが本来の用途と言えるかもしれませんが、私が製作依頼を受け商品化したものは、その用途とは違った目的のものです。
今商品化しているものは組み立て式ですが、、、
サンプルで製作していたものを改良
今回はゴールゼロシェードを新規で製作するのではなく、初回に製作したものを改良しました。
これはどういう事かというと、収納性を考えて組み立て式にしていたサンプル品があるのですが、初回製作したものは組み立て式ではあるものの安定感に問題がありました。
その後改良して、安定感も問題ないものにたどり着いたのですが、初回分が数台分残っていました。
初回分も使えない訳ではないのですが、安定して使えるようにするため完成品に仕上げることにしました。
板厚は1mm溶接はtigでパルス入れて0.5秒ほど、、、
溶接して組み立てることに
組み立て式のシェードには、組み立て用の爪がついているため構造上出っぱる箇所ができてしまいます。
完成形は溶接で接合するため、その爪が不必要なため見た目もすっきりします。
が、組み立て式はバラせば板状で6mm程度と薄く収納性もほぼ問題は感じる事はないかと思います。
逆に完成形は見た目はすっきりするものの、立体になるため収納性は良いとはいえません。
が、全く大きなものではないため、収納の仕方を考えれば問題ないという方もいるかとも考え完成形を作ることにしました。
組み立て式のゴールゼロシェードは構造上爪が必要
完成形は見た目もスッキリ
溶接は難易度高め
今回組み立てたシェードは厚みが1mmと薄物です。
溶接で組み立てる場合は、仕上げのクオリティを考えるとtig 溶接しかないと思います。
板厚が1mmで溶接箇所も切り込みがあったりと、1mm同士の鋼板を溶接するのとは訳が違いました。
マニアックな話になりますが、私の経験上tig溶接でパルスを入れてアーク時間0.5秒ほどかなと思いやってみました。
他の設定もあるかと思いますが、今私が思いついく設定はそんな感じです。
電流の調整次第でうまくいきましたが、溶接箇所の細かさとtigトーチのタングステンも1.6mmとアークさせる場所は目では確認しづらい状況でした。泣
老眼鏡の必要性を痛感しました。笑
そんなこんなでなんとか形にはなったので、近日中にECサイトに出品してみようと思います。
見た目もスッキリして私好みなので一台使ってみようと思います。
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