雲梯完成

 

先日、仮付けまで終わった雲梯の本付けを翌日しました。

 

フレーム２本に対してグリップバーは左右対称に３００mmピッチで合計１０本取り付けます。

 

補強用のパイプは片側だけに取り付けるため、溶接の熱が一点に溜まりやすく歪みも大きくなりました。

 

が、グリップバーは左右対称に均等に取り付けるため、熱も均等に加わりフレームに対しての歪みは少なくてすみました。

 

ちょっとマニアックな話になりましたが、多少の反りは出たものの大きな問題もなく溶接加工は完了しました。

 

良い感じに仕上がりました

 

餅は餅屋

 

今までアイアンを使って様々なものを製作して来ました。

 

が、どうしても塗装だけは自分が思い描く仕上がりには辿り着けずにいました。

 

そんなところに今回の雲梯製作の依頼です。

 

雲梯と言えば人がぶら下がるためのものです。

 

今までの塗装の方法では、塗膜が絶対に剥がれてしまうと思い頭を悩ませていました。

 

そこで、今回の雲梯の仕上げは今までとは違った塗装の方法にしたいと考えていました。

 

そうなると焼き付け塗装か粉体塗装しかありません。

 

この塗装方法の件に関してはずっと委託先を探している状況でもありました。

 

焼き付け塗装の委託先が見つかりました

 

イメージ通りの仕上がり

 

そんな塗装の悩みもちょっとした縁があり、ありがたいことに委託先が見つかりました。泣

 

今までは小物は大阪の協力業者様に送って塗装してもらっていたのですが、今回の雲梯は物も大きく納期的にも時間がありませんでした。

 

今回塗装をお願いした企業様は、担当の工場長と社長まで親身になって私の話を聞いて下さいました。

 

こんなしがない個人事業主の私にさえとても協力的な企業様で、これからも末長くおつき合いさせてもらいたいと思っています。

 

そんなこんなで、塗装自体も持って行ったその日に塗装して焼いてもらえたので実質丸一日で仕上がりました。

 

受け取りに行った時に見た質感もイメージ通りで、本当に感謝しかありません。泣

 

引き取ってその日の午後取り付け現場へ

 

繋がり

 

引き取りに行った時に驚いたのは養生までバッチリしてくれていたことです。

 

養生までしてもらえた事は本当にありがたかったです。

 

それから午後現場に取り付けに行きましたが、その現場でも驚くことがありました。

 

それは、その新築の現場の大工さんと塗装屋さんは、以前お世話になったことがある方だったのです。笑

 

お互いに

 

『狭いな〜笑』

 

と、言ったことは言うまでもありません。笑

 

そんなこんなで問題なく納期も一日余裕を持って納品することが出来ました。

 

実際に取り付けてみて良い感じで、良かった、良かった、一安心です。

 

最近何かと精度や時間に追われることが多くてプレッシャーを感じますが、やり遂げた時の達成感とお客様の反応が励みになっています。

 

明日から新年度気合い入れてやっていきますよ〜♪

 

 

 

 

お子さんが５人の施主様とのことで、子供５人がぶら下がっている姿がイメージできました笑笑