アイアン家具の良いところ

 

私たちの生活において鉄はなくてはならない存在です。

 

今のこの便利な世の中は鉄なしでは成り立ちません。

 

そんな鉄で作った家具の事をアイアン家具といいます。

 

私が思うアイアン家具の良いところは、木材では出せないシンプルな細いラインでも強度と安定感を出せる事です。

 

それと木材との相性の良さと、加工性が良いところです。

 

鉄だけで作るアイアン家具もありますが、私は鉄と木材を組み合わせた物のほうが好みです。

 

無骨な鉄と温かみのある木材とのコンビネーションになんともいえない魅力を感じています。

 

昨年製作依頼を受けた美容室のベンチ

 

廃材を使って娘の椅子を製作

 

私には2歳半になる娘がいます。

 

保育園でも元気に楽しくやっているみたいで安心しているのですが、ちょっと困った事があります。

 

それは食事中のことです。

 

一口食べる度に動きまくって隣の部屋へ行ってみたり、テーブルの周りをうろうろと全くじっとして食べられないのです。笑

 

保育園ではじっとして食べていると聞いたので、食べる時の環境が悪いのかなと思い出しました。

 

まだまだ小さい子供なのでこんなものかと初めはあまり気にはしてなかったのですが、そんな状況なので食事が終わるのにとても時間がかかります。

 

自宅では、お座敷スタイルで床に座って食事をするため動きやすく、他に気が行きやすいのが原因かもしれないと妻と話して気付きました。

 

そこで、ダイニングテーブルで食事をするようにしたら、いちいち一口毎に動き回ることはないかも？と、思ったので娘用のダイニングテーブルの椅子を作ることにしました。

 

廃材のD10異形鉄筋で！

 

買えば簡単なんですが、、

 

今回ダイニングテーブル用の椅子を作るにあたり一番気にしたところは安定感です。

 

娘が座ったときに仰け反ったりすることも想定して、後ろ向きには絶対倒れない構造にしなければと思いました。

 

大人用の椅子ならそこまで考えずにそれなりのものでもよかったのですが、子供の行動は読めません。笑

 

安全第一でフレームを設計しました。

 

とは言っても、頭でイメージしただけの原寸合わせで作りました。笑

 

それでもイメージ通りのフレームが出来上がりました。

 

イメージ通りのフレームが完成〜♪

 

イメージ通りのシルエットに自己満足

 

なんやかんやで今回の椅子も自己満足できる物にはなりました。

 

他にもやり方はあったとは思いますが、今思いつくシンプルな構造はこんなところです。

 

安定感以外に意識したところは、落下防止用の肘掛けと、踏み板です。

 

とりあえず娘も喜んでくれたので作ってあげて良かったです。

 

これで食事に集中してくれる事を願います。笑

 

木材がイマイチですが自宅用なので良しとします。笑

 

 

 

 

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