アイアンラックの制作方法は??
木材の仕上げ
昨日は人気のトイレラックの製作をしました。
木材の入荷になんと、実に1ヶ月近くかかりました。
さすがにちょっと遅すぎます。泣
特別な材料と言うわけではないのですが、昨年12月20日に注文してから、やっと月曜日に入荷しました。
材料は安価で加工性が良いゴム集成材です。
集成材は安価で加工性も良くアイアン家具などによく使います。
個人的にはゴム集成材がお気に入りで、ホームセンターなどでよく見かけるパイン材は、木目が私好みでは無いため使いません。
フレームは13mmの丸パイプを使用します。
以前は丸鋼を使っていたのですが、少しでも軽くするため丸パイプにしました。
丸パイプにすることによって切断面を塞ぐなどの手間は増えましたが、確実に軽くなりました。
材料は丸鋼より割高にはなりますが、丸パイプの方が良いと思っています。
構造はとてもシンプルですが、全く同じものを互い違いで2台なのでそれなりに精度は必要になるためしっかり寸法を確認して製作します。
棚板の仕上げはオイルステインで着色後、ウレタンクリアを5〜6回塗り仕上げです。
オイルステインを入れてから丸1日置いてからクリアを入れます。
適度に希釈したクリアをローラーで配ります。
クリアを希釈するとだいたいローラーを転がした時に表面に気泡がでます。
ローラーの種類と希釈具合にもよると思いますが、だいたいこんな感じになる事が多いです。
マイクロファイバーのローラーならマシだと思いますが、どっちにしてもハケ引きをするので安価なローラーでクリアを配る事が多いです。
奥から木目に沿ってハケ目を通すと、気泡が馴染んで無くなります。
はじめの2〜3回目までは、木材の部位により吸い込み具合に差が出ます。
奥がクリア1回目完了で手前はまだの状態です。
ローラーは握ると言うよりは、つまむイメージで指2本で持ちます。
ローラーを抑えて転がすのではなく、木部に乗せて負荷なく転がすイメージです。
木材がある程度クリアを吸うまでは、オイルステインの色が多少浮いてきますが、抑え過ぎると余分に浮いて来ます。
ローラーで配って、ハケで整えると言ったイメージです。
クリア1回目終了。
様子を見ながら後4、5回クリアを入れます。
数時間が経つと表面もある程度乾いてきます。
手で触ったら乾いているようでも、実はそこまで乾いてないことが多いです。
私は塗装のプロでは無いのでクリアは冬場は1日1回と決めています。
気温も高く乾燥状態が良い場合でも、朝1でクリアを入れたとして、夕方もう1回入れる程度にしています。
中途半端に乾いた状態でもう1回入れると、先に入れたクリアが起きてくる事もあり、2度手間、3度手間になるからです。
ここは最後の意匠仕上げなので、慎重にやらないと全てが台無しになり、1からやり直しになります。
1からやり直しなら良いですが、どちらかというとマイナスからのやり直しになる事も多いです。泣
色々とノウハウを教えくれた塗装屋の友人には本当に感謝しています。
友人に教えてもらわなければ、今の木材の仕上げのクオリティーはありません。
教えてもらって失敗をして今があります。
何事も失敗してみないと分からないものですね〜♪
まさに、
失敗は成功のもと
とは、本当によく言ったものですね〜笑笑
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