鉄板の手入れは？？

 

鉄板を購入された方にまず聞かれるのは、

 

鉄板の手入れはどうすればいいの？？

 

と、必ずと言ってもいいほど聞かれます。

 

そう聞かれたときに私はよくホットプレートのお手入れの話をします。

 

それは、私の家だけかもしれませんが、子供の頃ホットプレートを使ってお好み焼きや焼肉をした後のことです。

 

毎回、必ず母はホットプレートにお湯を少量入れてそのまま加熱をしていました。

 

そして、お湯が沸騰してもしばらくそのままにしていました。

 

私は、初めてその光景を目にした時は何をしているかが全く分かりませんでした。

 

母に聞くと、

 

『ホットプレートの汚れを浮き上がらせて掃除してる！』

 

と、言いながらキチンペーパーでお湯を吸い取りながら掃除していました。

 

すると、焦げ付いたお好みソースや、肉の焦げ付いたカスが綺麗になくなっていました。

 

よくよく考えたら、昔のホットプレートは鉄板が外せなかったからそんな掃除の仕方をしていたのだと思います。

 

今のホットプレートは、鉄板を付け替えたりできるものが多いので、鉄板を外してそのまま洗えます。

 

話が長くなりましたが、鉄板の手入れもこれと同じ原理で掃除します。

 

鉄板で肉を焼くと美味しく仕上がりますが、、、

 

鉄板の掃除

 

鉄板で何かを焼いた後は、かなりの確率で鉄板に食材のが焦げ付きカスが出ます。

 

私の経験上、掃除するときのコツは、基本的に鉄板は熱いままのほうがいいと思います。

 

それは鉄板が熱い方がヘラなどを使って焦げカスが取りやすいからです。

 

鉄板が冷めていると焦げもこびりついて取りにくいです。

 

大きな焦げは、熱せられた状態のままでヘラで取り除きます。

 

そして大きな焦げ付きやゴミを掃除した後に、 まだこびりついて取れないような汚れがあるときは、再度鉄板を加熱します。

 

 

だいたいこんな感じに焦げ付きます

 

鉄板は必ず水洗いで！

 

鉄板から少し煙が出る位まで加熱したその後は、水場へ持っていき鉄板に水を少量ずつかけます。

 

すると鉄板の上で水が瞬時に沸騰します。

 

そして、水が沸騰したと同時に鉄板にこびりついた汚れを浮き上がらせ勝手に綺麗になります。

 

そして、焦げ付き汚れが無くなった後は、再度鉄板を加熱して油を塗っておしまいです。

 

注意点は、熱せられた鉄板に水をかけた時は瞬時に水蒸気が立ち昇ります。

 

この水蒸気は、とても高温なので革手袋をするなどして火傷に注意してください。

 

鉄板は必ずシンクや、水場に置いた状態で水をかけてください。

 

水をかけたときに鉄板の表面で水が沸騰しなければ鉄板の焼きが甘い証拠です。

 

目安として鉄板から少し煙が出るくらいまで加熱して下さい。

 

この方法で取りきれなかった焦げ付きは金たわしで擦ればOKです。

 

鉄板にかけた水が沸騰するくらいしっかりと加熱します

 

鉄板は育てるもの

 

最後に注意事項があります。

 

鉄板は洗剤では絶対に洗わないでください。

 

基本的に水洗いのみで大丈夫です。

 

洗剤を使ったからと言って、焦げ付きや汚れが余計に綺麗になることはありません。

 

逆に鉄板の油分が無くなり錆びやすくなります。

 

鉄板は常に油が載った状態が良い状態です。

 

使い込み自分色に育てていくのが鉄板の良さと面白みでもあります。

 

そして使い込み鉄板を育てていけば、水洗いしなくてもヘラだけで掃除できるくらいには育ちます。

 

是非、自分色に育てた鉄板をアイテムの一つとする事をオススメします♪

 

再度加熱して油を乗り込めばOKです