薪割りといえば？？

 

一般的に薪割りと言えば、薪割り台に薪を立て斧を振り下ろして割る。

 

これが当たり前だと私は思っていました。

 

自宅が薪ストーブや薪風呂の場合は薪割りは当たり前にやる事、やらなくてはいけないことで自宅での仕事の一つです。

 

私の田舎も私が小学生の頃までは、五右衛門風呂で薪を沸かして入るお風呂でした。

 

その時は小枝を焚き付けに使って、じいちゃんがチェーンソーで短く刻んだ太めの薪をそのまま燃やしていました。

 

そのため薪割りはした事がありません。

 

仮に薪割りが必要だったとしても、危ないからとやらせてはもらえなかったと思います。

 

本家のキンクラ（キンドリングクラッカー）

 

誰でも安全に薪を割れるように？

 

そんな薪割りですが、私自身キャンプを始めるまでは無縁のものでした。

 

普段の日常生活では薪を割る行為自体がありませんでした。

 

が、しかし、キャンプで焚き火をするのに薪割りは必須項目です。

 

私もキャンパーに人気のハスクバーナの手斧を買いました。

 

そして薪割り台に薪を立て薪を割る。

 

そのように当たり前に薪を割っていました。

 

私自身は薪割り自体も楽しいと思えるのですが、子供には危険で、女性には苦と思えることかも知れません。

 

そんな問題を解決したもの

 

キンドリングクラッカーという商品があります。

 

これはニュージーランドの13歳の若き発明家、エーラ・ハッチンソンが、斧で焚き付けを作るお母さんのケガを心配して考案たものです。

 

キンクラなるものを自作しようと！

 

自作で薪割り機製作

 

そんな便利で安全に薪を割る事ができる商品のキンクラを買うのは簡単なのですが、仕事柄金属加工をしているので自分で製作してみようと思いました。

 

構造自体はとてもシンプルです。

 

そのシンプルさを残しつつカッコ良くを目指しました。

 

材料はオール鉄製です。

 

上下サイズの違う厚み6mmのドーナツ型にカットした鉄板を用意しました。

 

そのドーナツに柱を立てて、その柱に刃を取り付ける。

 

簡単に言えばそんなところです。

 

仮付け仮組み

 

本家よりいい感じに！？

 

以前試しに作ったものと違って今回製作したものは刃にハネを取り付けました。

 

薪が割れながら広がるための構造のものです。

 

これがあるのとないのとでは全然違います。

 

今回は製作したものは依頼品でまずまずの仕上がりに、自分用にも欲しいものになりました。

 

あるものを買えば話は早いのですが、自分で作って使ってみたい。

 

そんな感じで自分のキャンプギアは大体が自作です。

 

真ん中に3本あるのがハネ

 

刃の下にKOKOROネームプレートも取り付けて完成〜♪