ランドクルーザー用サイドラダーの製作方法は??
車が入庫しました
今、依頼を受け製作している、ランドクルーザートゥルーピーのサイドラダーの材料が揃いました。
そして昨日車を預かり、現物合わせをしました。
以前、アウトラインをとった丸鋼を元に図面を書いて曲げ加工したパイプを実際に車に合わせます。
当たり前にアウトライン用の丸鋼なら簡単に曲げたり伸ばしたりと微調整は可能です。
が、加工したパイプがもし合わなかったら、、、
と、少し不安はありましたが、曲げ加工の精度が抜群だったためパイプのアウトラインもバッチリでした。
クリアランスはいい感じ♪
特注の部材のブラケット
今回のラダー製作にあたり、ラダーの先端は今あるキャリアに取り付ける方法を考えました。
そこで、どの様に既存のキャリアのパイプに取り付けるのかは一番悩んだところでもありました。
せっかくなのでメーカーオプションのようなクオリティに仕上げたかったので、ワンオフでブラケットを製作しました。
ブラケット一つが600gと重さは出てしまいましたが、スッキリとした理想的なデザインになって良かったです。
コーナーをもう少し丸くしても良かったとも思いましたが、次回への課題にします
幅は250mmで既存のキャリアのメッシュの隙間におさまり一安心
仮組みからのバランス調整
一つ盲点だったことがあります。
それはラダーの幅は250mmに設定したのですが、既存のキャリアのメッシュの幅の確認することを見落としていたことです。
が、しかし運よくメッシュは目も大きくて気持ちいいくらいに250mmピッチで無事おさまりました。
これが、もし合わなければ踏ざんの幅を短くするなどの微調整が必要になるところでした。
せっかく加工してもらったえぐり加工は、パイプに合わせてあるので精度も抜群です。
どうせならそのまま溶接した方が仕上がりも絶対に良くなるので、この件に関しては本当にホッとしました。笑
仮合わせもいい感じ♪
本溶接して塗装で完成
今回のラダー製作は、先日製作した雲梯を1/3にした似た様なものです。
違いといえば大きさと材質で、今回は鉄製です。
入ってきたパイプは黒皮と呼ばれる酸化皮膜が付いた状態のものだったので、tig溶接にとってこの黒皮はとても邪魔な存在なんです。
そこで溶接する箇所だけワイヤブラシで磨いて黒皮を取り除きました。
これで下準備はバッチリです。
あとは本溶接と塗装で完成です。
あ、、、そう言えば、、、
忘れていました。
ラダー下部を既存のステップに取り付ける方法、、、
どうするかを考えなければいけませんでした。笑
シルバーに見えるところが黒皮を取り除いたところ
いい感じ〜♪
アウトドアライフスタイル・オリジナルキャンプギア | KOKORO
【KOKORO】はあなたのアウトドアライフを全力で応援します。
アウトドアの素晴らしさを体験してもらえるような
オリジナルキャンプギアの製作・販売を始め、キャンプだけではなく
普段のライフスタイルをより充実させるモノ・コトを発信していきます。
自然の温かさ、厳しさ、優しさから得られる多くの感動体験を皆様にも。
屋号 | 匠製作所 |
---|---|
住所 |
〒889-1605 宮崎県宮崎市清武町加納丙1144−3 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
代表者名 | 山脇 巧(ヤマワキ タクミ) |
info@kokoro-takumi.com |