焼き付け塗装仕上げとは??
BRAVO最終仕上げ
長く取り掛かっている案件の、BRAVOの最終工程の塗装がやっと良い感じに仕上がって来ました。
塗装は普通の吹き付け塗装では無く、吹き付けた後に専用の窯に入れて焼き付けて塗膜を硬化させる焼き付け塗装です。
※焼き付け塗装とは?
焼付塗装とは、金属製品(主に鉄・アルミ・ステン・真鍮・亜鉛ダイキャスト・アルミダイキャストなど)に塗装を行う方法の一つです。
粉体塗料や溶剤塗料を塗布し、塗装皮膜(熱硬化性樹脂)を110℃~200℃の温度で一定以上加熱して焼き付けることによって皮膜が硬化します。
良い質感に仕上がっています
焼き付け塗装を選んだ理由
前にもブログで書いた通り、塗装は人で言うところの、お化粧の様なものだと私は思っています。
一般的に人がモノを見て第一印象で感じる事は、見た目が良いか悪いかだと思います。
その見た目はとても重要で、せっかく手間暇かけて製作した製品が塗装次第で、良くも悪くもなってしまいます。
餅は餅屋。
塗装は塗装のプロに頼むのが一番だと今までの経験から学んでいます。
今回製作しているBRAVOは高耐久性を求めた結果、焼き付け塗装をすることにしました。
普通の吹き付け塗装よりも耐久性が高く、扱う耐熱塗料が焼き付けで硬化させるタイプの材料だからです。
私の住んでいる宮崎には知る限り、焼き付け塗装、粉体塗装を専門的に事業としてやっているところはありません。
今回のBRAVOの塗装も、自社で一貫して金属製品を製作している企業様が合間に受けてくれると言う内容です。
それでもなんとか受け入れ先も決まって、イメージ通りの仕上げができることに本当に感謝しています。
今から引き取りに行くので仕上がりが楽しみです♪
半艶タイプの高温耐熱塗料はなかなか見つかりませんでしたが、、、
ミニサイズも良い感じです