焚き火台のオススメは??
火入れテスト
先日のキャンプで、W氏考案のBBQ コンロの火入れテストをしてきました。
以前製作したものより一回りコンパクトなW500×D500×H400サイズで、材質もSUS430です。
SUS430とは?
※SUS430は18%のクロムを含むフェライト系ステンレス鋼の代表的な材料です。
クロム・ニッケル合金のSUS304に対して、SUS430は耐食性や強度を高める効果のある希少金属のニッケルを含まれていない分、耐食性が比較的にやや劣りますが、加工性にも優れてコストも安いので、SUS304の代用材としても幅広く使われています。
簡単に言えば、コスパが良いステンレス素材で、特徴として磁石が付く鉄に近いステンレスで、SUS304より熱伝導が良いため歪みも出にくい材料だと言えます。
火床が大きいため大きな薪をガンガン燃やせます
今回のテストした内容は?
今回製作したSUS430製のBBQコンロは本体のサイズも変更しましたが、その他の部材も変更しました。
側面板3.2mm→2mm
調理鉄板6mm→4.5mm
炭うけ4.5mm→3.2mm
に変更して火入れテストをしました。
このサイズ変更の目的は軽量化です。
焚き火台などの金属製のキャンプギアは、小さなものでもアイテム数が増えるとそれに伴い総重量が当然重くなります。
安定感を考えると、そのものの大きさに見合ったそれなりの重さは必要だとは思います。
が、キャンプなどアウトドアで持ち出して使う場合は少しでも軽い方が、今までの経験上良いと思っています。
手斧と比べても分かるようにこんな薪でもガンガン燃やせます
歪み具合はどうか?
以前製作したものは、側面板等の部材も全て厚みがあるものを使用していたため、熱による歪みはありませんでした。
が、今回テストしたモデルはSUS製でもあり厚みも一段階落としています。
そこで火を入れた時にどの程度ひずみが出るかのテストが一番の最重要課題でした。
そこで、今回は20kgほどの薪をガンガンに燃やしてテストしました。
結果、一番気になっていた炭うけの歪みも予想していた許容範囲内で案外大丈夫でした。
側面板も多少反ってはいますが問題ない範囲です
20kgの薪も完全燃焼するとこんな具合
火入れテストの結果は合格
今回はじめて火入れして、かなりの薪を短時間で燃やしました。
が、結果は全然許容範囲内で良い結果が得られました。
側面板の歪みも予想の範囲内でした。
何より炭受けが一番気になっていたところでしたが、薪をガンガンに燃やして熾火も最高に育っていましたが思っていたより歪みませんでした。
今回の結果は今後の製作にとても役立つものとなりそうです。
今まではコンパクトさ重視で焚き火台を製作していましたが、大きな焚き火台でガンガンに薪を燃やすのも良いなと〜あらためて思いました♪
微妙な焼けがいい感じ
一番熱を持ったであろう炭受けもなんの問題もありませんでした
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