テントに薪ストーブってどうなんですか??
念願の自作薪ストーブ初インストール!
2021年の1月に失敗に終わった自作薪ストーブをインストールしての極寒キャンプでしたが、念願叶い年末のクリスマスに実行する事ができました。
場所は宮崎県えびの市にある『えびの高原キャンプ村』です。
今年の初めに計画していた場所です。
詳しくは
テントに薪ストーブをインストールするには??
今回、自作薪ストーブをテントにインストールしてキャンプをするチャンスがやって来たのですが、
どうすればいいか分からない事、やってみないと分からない事など、正解や答えが私の実体験の中にない事が何点かありました。
それは、
・テント内からどの様に煙突を出すのか?
・薪ストーブ本体とテントの距離はどれくらいがベストなのか?
・薪ストーブの熱がテントに与える影響はどれくらいなのか?
・テントファスナーと煙突との取り合いは?
・一酸化炭素中毒にならないか?
・寝る時は火を消すべきなのか?
・火を消したとして凍死する恐れはないのか?
と、言った事です。
このロケーションで貸切でキャンプできる事になったのですが、、、
テント内からどの様に煙突を出すのか?
私がまず考えたのはテント内からどの様に薪ストーブの煙突を出すのがベストなのか?
と、言う事ですが、これはやってみないと分からないという事でとりあえずテントを立ててから調整する事にしました。
今回は私の持っているテントの中で唯一TC素材のサーカスtcにインストールします。
ただ、この日は全国的な寒波の影響で強風を予想していたため、テントに対して煙突の位置は風上ではなく風下が良いだろうと言う事には気がつきました。
私の薪ストーブの煙突は全長2000mmとそこまで長くはないので煙突の先端からの排気がテント本体に当たらない様にする必要がありました。
そして、薪ストーブ本体とテント生地に余裕を持たせて、ファスナーの上下真ん中くらいに煙突が来るようにセットしました。
煙突本体にはサーモバンテージを巻いてはいますが追加で煙突カバーも取り付けました
テントファスナーと煙突との取り合いは?
テントに対する薪ストーブ本体の位置が決まった所で次はファスナーと煙突の取り合いです。
これも慎重に調整しました。
煙突カバーの効力を最大限引き出させて、なおかつテント生地を傷めてしまわない様に気にかけて位置決めしました。
テントのファスナーの金具は大体2個付いていて上からも下からも開け閉めできる構造になっています。
私のイメージでは煙突を上下からファスナーで挟み込むように締めていき具合が良いところで煙突を固定すれば良いと思っていたのですが、ここでちょっと問題が見つかりました。
問題というか、構造上ファスナーの金具は上下どちらにも移動はできるのですが、上下から真ん中に向かって締めていく事はできない構造でした。
上記画像を見て貰えば分かる通り、上から下、下から上へしかファスナーは動きません。
下からファスナーを閉めていき上は付属のマジックテープで止めてテントの中から何かで挟んで隙間を調整する必要がありました。
が、この構造のおかげで適度な隙間もできたので一酸化炭素中毒防止にも役立つ事にもなりましたので結果OKです。
薪ストーブ周りの小物もこの日に合わせて製作しました♪
寝る時は火を消すべきか?消したとして凍死する恐れはないのか?
ここまで色々と分からなかったことも解決しながら念願のテントに薪ストーブをインストールする事に成功しました。
そして火を入れ良い感じに燃え出してテント内も20℃くらいまで温度が上がりとても快適に過ごしていたのですが、そろそろ寝ようと思った時に火をどうしようかと考えました。
火を消したとして朝方火を入れるのにも時間がかかるし、このまま火をつけた状態で寝るのもどうなのかと、、、
なかなか答えが見つからないまま、うとうとしては薪をくべ、うとうとしては薪をくべを繰り返していました。
そうしてる間に午前2時半くらいになった頃に、詰め込めるだけの薪を詰め込み3時間ほど寝ました。
結果起きた頃には火は弱まり熾火が燃焼室の奥で適度に育っている状態でした。
その時はテント内の温度も下がり4℃ほどになっていました。
長時間火が弱い状態だとどうなっていたかと思うとちょっと焦りました、、、
今回は朝方の−7.8℃が最低温度でした
今回の薪ストーブキャンプで感じたこと
今回初の薪ストーブをテント内にインストールしてキャンプを体験しました。
今回はソロで周りに誰もいない状態だったので、いつも以上の不安はありましたが今現状の私の知識、スキルで考えれば成功と言っていいのかなと手応えを感じる事ができました。
まだまだ今後の課題や、改善点、やってみたい事はありますが第一回目にしては収穫もあり良かったと思えるキャンプになりました。
課題や改善点やってみたい事などは別で具体的に書こうと思います。
何にしても今回のキャンプは2021年を締めくくる良い体験となり今後の糧になる事は間違いなさそうです♪
自分で製作した薪ストーブで生き抜いた感がまた何とも言えませんね
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