焚き火が楽しいバーベキューコンロとは?
バーベキューの可能性
バーベキューと言えば、手軽なレジャーの一環として誰もが一度は経験した事があると思います。
そんな身近なバーベキューに、新しい付加価値をプラスしたバーベキューコンロの製作をする事になりました。
誰もが一度は経験するバーベキューに付加価値をとは?
簡単なことです。
バーベキューの後に安全に豪快に焚き火が楽しめるバーベキューコンロです。
どんなバーベキューコンロでもやり用によっては焚き火はできますが、今回私が製作するものは耐久性と安全性が全く違います。
考案者のW氏と日々打ち合わせを重ね、当たり前なバーベキューではなく差別化したバーベキューを提案していきたいと考えています。
レーザーで切り出した材料は全てハンドメイドで製作します。
製作手順
そんなバーベキューコンロの製作手順をご紹介します。
まず、レーザーで切り出した4枚の側面板の裏側を、ランダムサンダーで全体的に軽く傷をつけます。
これは、塗装の密着を良くするためと表面の小傷をなだらかにするためです。
組みたててからだとランダムサンダーが入らないため裏面のみ当てます。
※ランダムサンダーとは?
英語から翻訳–ランダムオービタルサンダーは、ランダムオービタルアクションでサンディングするハンドヘルド電動工具です。
つまり、一定の不規則な重なり合う円の中で。
このテクノロジーは、1968年にRupesToolsによって最初に商業的に利用されました。
裏面のみ先にランダムサンダーを当てます。
鉄板受け、薪受けの位置決め
そして、裏面にハイトゲージを使って罫書きを入れます。
これも組み立てる前に罫書きを入れないと後ではやりずらいからです。
それと、側面板を組立てる時もこの罫書きがあると基準を出しやすいためでもあります。
※ハイとゲージとは?
ハイトゲージとは、定盤の上で工作物の高さを測定する道具である。
また、平行線を精密に罫書くためにも使われる。
測定に使用する際は、場合により、ダイヤルゲージを取り付ける。
基本的な構造は、スケールを垂直に立て、これにバーニヤとトースカンの針を取り付けたものであり、バーニヤの目盛りの読み方はノギスと同様である。
下から9mm、220mmに罫書きを入れます。
各2枚ずつ組み立てる
サンダー当てが終わったら、2枚ずつ内面に仮溶接をして組み立てていきます。
この時に注意することは、3.2mmの側面板は内角合わせで仮溶接することです。
そして、土台の矩を見ます。
土台の矩が決まれば、取れないようにある程度溶接して決めます。
※矩とは?
「矩」(かね)とは、まっすぐなことで、直線または直角を意味する用語である。
主に建築においては大工に使用され、「矩を出す」または「矩を確かめる」などの言われる。
また、模範、手本、規矩を意味することも。
「矩差(かねざし)」とは、建築で使われる直角に曲がった金属製の物差しのことで「矩尺」と同じ。
土台の矩が決まれば各2台を組み合わせます。
フレームの本体の仮付け
土台の矩を決めた2台を合わせて本体の仮溶接をします。
この時に、回転させても溶接が割れないくらいには仮付けします。
そして、鉄板受けと薪受け用の三角形に切り出したプレートを四隅に取り付けます。
このプレートは正確な二等辺三角形なので、隙間がないように取り付ければフレーム上部の矩と対角も決まります。
仮組みが終わったら次は一番大事な本溶接です。
本溶接からは次回ご紹介します。
全ての仮付けが終わって組み上がった状態
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