焚き火が楽しいバーベキューコンロ製作〜仕上げ編
勝負の本溶接
仮組みが終わってここからが本番の本溶接です。
今回の溶接方法はtig溶接です。
板厚が3.2mmと薄いため、溶接技術があれば確実にtig溶接のほうが綺麗に仕上げられると思っています。
が、tig溶接に関しては、私はまだまだ経験不足です。
昨年末に一度試しで製作した時は、tig溶接には自信がなかったため半自動溶接で製作しました。
TIG溶接とは、電気を用いたアーク溶接方法の一種である。
TIGは、Tungsten Inert Gasの略で、タングステン-不活性ガス溶接の意であり、電極棒に消耗しない材料のタングステンを使用して、別の溶加材をアーク中で溶融して溶接する方式である。
半自動アーク溶接とは、アーク溶接の一種であって単に半自動溶接ともいう。
半自動アーク溶接とほぼ同じ用途の溶接である被覆アーク溶接は、いわゆる溶接棒を溶接材として使うが、溶接棒は比較的短いためしばしば短くなった溶接棒を交換する必要があり、大量に溶接を行うには必ずしも適していなかった。
自己流でなんとかやれるようになってきたtig溶接
やらないことには出来はしない
最近は何かとtig溶接を触る機会も増えてきました。
それから自己流ではありますが、なんとか形になる様にもなってきました。
そこで、今回からは本溶接はtig溶接でやることにしました。
溶接自体は、半自動溶接に比べて時間はかかりますが、仕上げの時間を考えると上手く溶接できれば結果的に時短にも繋がると考えています。
そんなこんなで案外それなりに形にはなってきています。
3.2mmと3.2mmを内角合わせで外側を溶接します。
トータル的に仕上がりのクオリティと時短にも成功
ドキドキの本溶接でしたが、歪みもなくぼちぼち良い感じに溶接できました。
結局サンダーを当てて仕上げるので、トータル的に時短にもつながる結果になりました。
今、製作しているサイズで、2日で5台を目標に溶接、仕上げと塗装前まで持って行きたいと考えています。
土台の溶接もぼちぼち良い感じにできました。
この先の量産化に向けて
今製作しているミドルサイズは受注生産になると思いますが、先月製作したローモデルの鉄タイプはW氏とクラウドファンディングを考えています。
製作中のミドルサイズで経験を積めば、ローモデルは数量も製作できるようになると思います。
今注文を受けているミドルサイズが合計8台あるので、8台分の製作が終わる頃には私自身の腕も上がっていることでしょう。笑笑
良い溶接方法、良い仕上げ方に、最終課題の塗装の仕上げと何かと課題はありますが、良い方向に向かっていると感じています。
が、やはり唯一問題なのが、塗装です。
現状なかなか良い塗料が見つかりません。
この問題が解決すれば、匠クオリティの良い商品が完成すると思っています♪
アジャスター取り付け用の袋ナット溶接
裏面以上にランダムサンダーでバッチリ仕上げます。
下地までは良い感じです。後は良い塗料が見つかれば完成です。
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