BRAVO五徳製作
BRAVO製作大詰め
BRAVOの仕上げも大詰めです。
昨年末に一台手探りながら製作して半年近く経ちました。
材料の見直し、溶接方法、製作段取り、塗装、テーブルステー製作と実にいろいろな過程がありました。
一つのものを作り上げることの難しさを身をもって感じています。
あと少しで依頼主のW氏のこだわりと思いが詰まったBRAVO FIRE IRORIが完全体として完成します。
溶接方法や組み立て手順も試行錯誤しました
五徳の脚
頭を悩ませた五徳製作もやっと形になりました。
それは、本体に取り付けるメインの鉄板と、五徳の両方にロストルをセットできるようにする方法に頭を悩ませました。
それでもシンプルな構造で良い形を思いつきました。
五徳の脚も意匠性を高めるため私のよく使う技法のねじりを採用しました。
なんやかんやでこの脚の捻りが気を使うし時間がかかります。
ですが、ねじりがあるのとないのとでは、全然見た目が変わるので他にはないデザイン性を高めるために取り入れました。
五徳は、炭火などの上に設置し、鍋やヤカンなどを置くための器具。具体的には炉の熱源上に置いて、鍋、やかん、土瓶、鉄瓶、焼き網などを乗せるために用いられる支持具をいう。
金属製のものは鉄輪とも呼び、呪詛に用いる道具としての五徳は、伝説や能の演目『鉄輪』を通してこの名でも広く知られている。
全て同じ条件で焼いてねじらないとばらつきが出ます
シンプル=簡単ではない
BRAVOに合わせる五徳は見た目はとてもシンプルなものです。
ですが、製作は簡単ではありません。
シンプル=簡単
と、言うのは間違いでシンプルに見せるためには、それ相応の製作難易度があります。
逆にごちゃごちゃしたものの場合は、誤魔化しようがあると私は思っています。
今回の五徳も、四角い枠に足が4本付いただけのとてもシンプルなものです。
この脚を全て均等に立たせるのが難しかったです。
それでも10台ほど製作しているうちにコツも掴めたので、私の思い描く良い形には仕上がりました。
これで本体など塗装に出しているものが、戻って来れば全て完成です。
材料を仕入れてからそれなりに時間がかかってしまいましたが、これで全て納品できそうで一安心です。
9.52mmの角棒で製作します
枠に脚を立ててバランスを取るのが一番気を使います
このように鉄板にセットして使用します
ロストルは五徳を取り外しても鉄板のみでも使用します
全て同じように製作するのに1日近くかかってしまいました
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