鉄の良いところとは?
建築金物のその後
年始に納品した建築金物が、どのように使用されたかを先日確認してきました。
キャンプギアやアイアン家具など、私自身が考え製作した物は当然どのように使用するかは分かります。
ですが、図面をもらって依頼通りに製作したものはどのように使用されるのかが分かりにくいものもあります。
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今回製作したものは16mmの角鋼を使用しました。
指定の寸法に切断して小口に罫書きを入れるための色付けをします。
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そして、ハイトゲージを使って罫書きを入れセンターを出します。
そこに9mmの丸鋼をる20mmに切断したものを溶接して取り付けます。
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溶接はtigです。
半自動でもできなくは無いと思いますが、今回のような細かなものは、やはりtigが良いと思います。
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そして6×38のフラットバーを溶接して取り付けます。
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この溶接もtigでやりました。
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マットブラックに塗装して完成です。
これがどのようになるかは、打ち合わせで聞きはしましたが、実際に見てみないことにはあまりイメージできずにいました。
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そして先日別のものを納品したときに設置されていたので確認する事ができました。
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簡単に言えば木材を受けるステーです。
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先端の丸鋼はずれ止めのためのもので孔を開けて差し込んでいるだけです。
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上の段は木材に孔を開けて乗せていました。
ほんのちょっとしたものなのですが、全体像を見てなるほどな〜と思いました。
シンプルな細いラインで木材が浮いて見えるようなイメージです。
この細いラインは鉄ならでは、
これはいい!!
と思いました。
木材自体もそれなりに厚みがあり、ぱっと見で30mmくらいはあったように思います。
その木材の厚みも良いと感じました。
これが薄いとこうは見えません。
そして、この構造は室内のTV台などにも良さそうだな〜と思いました。
何より発想が勉強になり、改めて木材とアイアンの組み合わせは面白いな〜と感じました♪
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